プロである行政書士に求められているのは、「本人が申請したのでは許可が得られないような事案でも、きちんと立証することで許可に導く能力」ではないでしょうか。しかし、そんな願望は持つものの、なかなかそうなれない方が多いのが実情です。
理由の一つに、入管業務の初級者向け講座はたくさんありますが、初級者から中級者へのステップアップをサポートしてくれる講座は非常に少ないことが挙げられます。「今よりもワンランク高いレベルの実務知識を身につけたい」と願う初任者行政書士の数は、意外に多いのではないかと推察します。